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芸術の秋だから、という訳でもなく、私の趣味のひとつに、大きな大黒柱として若い頃から通い詰めた場所、それが美術館でした。この秋から冬も、行って来ました!観てきました!そして、やはり、感動して、心が豊かになり、凄く感受性が浄化され、キレイになったような気がしてます。

難しい芸術論を述べる気は、さらさらありません。自分磨きの大事な時間が、ARTに触れて、ARTに感化され、ARTに溺れて、ARTに冒されて、ARTにひれ伏して、ARTに恋する。そんな心の襞の薄皮を剥ぐような瞬間が、たまらなく好きなのです。もちろんん、一人で、時間に際限なく気ままに見て回るのも好きですし、気が合う友人と、(これは男女の区別なく)そのARTを共有し、共鳴できる価値観の似た者同志なら、喜んで参ります。


ということで、今年の10月から、11月、12月にかけて、関西で、関東で、実際に観て来たART三昧な日々のダイジェスト版をここに一気に綴りたいと想います。


西へ東へ。ARTに酔いしれて、美術館巡り。_c0202832_1331746.jpg
10月は、京都市美術館であった
      『大エルミタージュ美術館展』
      2012.10.10~12.6.
      http://www.ytv.co.jp/hermitage/







西へ東へ。ARTに酔いしれて、美術館巡り。_c0202832_134939.jpg

11月は、大阪・国立国際美術館であった
      『エル・グレコ展』
      2012.10.16.~12.24.
      http://www.el-greco.jp/






西へ東へ。ARTに酔いしれて、美術館巡り。_c0202832_1365124.jpg

12月は、東京・六本木ヒルズ・森美術館であった
    
   『会田誠展 天才でごめんなさい』
   2012.11.17.~2013.3.31.
http://www.mori.art.museum/contents/aidamakoto_main/index.html








西へ東へ。ARTに酔いしれて、美術館巡り。_c0202832_1373811.jpg
同じく東京ミッドタウン・ガーデン内
・21_21DESIGN SIGHTであった
      『田中一光と
   デザインの前後左右』

      2012.9.21.~2013.1.20.
      http://www.2121designsight.jp/





以上4カ所のARTの感想や逸話を語りたいと想います。


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# by clematis-myu | 2012-12-16 02:50 | Art

新しく、生まれ変わった うめだ阪急へ。_c0202832_16171496.jpg偶然にも、先月、コピーライトの新規のお仕事の打ち合わせで、大阪に出た日、うめだ阪急が改装を終えて早々と2期棟メインにOPENした10月25日でした(全館グランドオープンは、来たる11月21日)。http://www.hankyu-dept.co.jp/
うめだ阪急は、私にとっては、就職し、初めて社会人として育てていただいた恩義ある百貨店です。ここの宣伝部で社員初のコピーライターとして働いた日々(それから、フリーとなり京都・高島屋さんで鍛えられた日々も含め)は、今の私のビジネスセンスの基礎を全て身に着けたと言っても過言ではないほど。阪急では、本店・支店の百貨店はもちろん、関連スーパーのオアシスまで、新聞広告・折り込みチラシ・ハガキや封書などの招待状、パンフレット、雑誌、POP、店内放送まで、さまざまな媒体のコピーを担当させてもらえました。その頃の想い出は以前、このブログでも綴っています。
http://myclematis.exblog.jp/17815592/
その古巣・阪急が、新たな門出の日、新規のお仕事で大阪に出た内容も、百貨店関係のオファーという偶然に、一人感慨無量な気分に浸りながら、懐かしい阪急のコンコースを歩きました。


新しく、生まれ変わった うめだ阪急へ。_c0202832_16575592.jpg
古巣とはいえ、7年もかけて建て替えられた阪急百貨店は、私が庭のように歩いて熟知していたフロアーではなく、キラキラ光る眩いばかりの新・阪急です。もう、お上りさん?まさに、浦島太郎の気分です(笑)。デパ地下として人気の食品売り場は、なんとB1~B2まである広さ。上は、屋上広場やレストランも含め13Fまで。その中でも9Fにある祝祭広場は大きくくり抜いたすり鉢型のイベント広場で、テレビでもプレオープンの日には、生放送で関西の各局が阪急のOPENで賑わう話題で持ちきりでした。その阪急のOPENの日に、立ち会えたことは、偶然とはいえ、必然というか、嬉しい気持ちでいっぱいでした。その日、夕方から2時間ほど、駆け足で各売り場や私なりの感性でチョイスした新装うめだ阪急の内容をここでご紹介したいと想います。


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# by clematis-myu | 2012-11-05 16:07 | レポート

先日の土曜、名古屋の松坂屋で開催されているOZAKI20 『尾崎豊特別展』に思い切って出かけて来ました。開催期限がこの25日までと迫っていたので、この日を逃しては、もう、逢えないような気になって。既に、東京では開催が終わり、巡回展らしく、今月は10日~25日までが名古屋でした。が、その次の開催場所がまだ決まってないらしく、関西での会期を心待ちにしていたのですが、こういうのって、ノリっというか、その気になった時に観ないと、旬じゃない(笑)気持ちが冷めちゃうような気分もあり、エィッとばかり、高速を飛ばしたわけです。

人恋しい秋 だから、尾崎 豊 に 逢いたくて。_c0202832_1201044.jpg
そういえば、もう尾崎豊が亡くなって、20年も経つのね。最近、その一人息子さんが、彼に容姿も歌声もそっくりで、マスコミでも注目を浴びてますが、あの甘い声は、やはり彼そのもののような気がします。♪きしむベッドの上で~という ♪ I LOVE YOUの、フレーズが流れてきたら、胸がキュンとなる感じかな。
彼がデビューした頃、私は結婚し神戸で暮らし、初めての赤ちゃんを産み育てていた時期でしたから、LIVEに通える環境ではなかった。けれど、何故か、印象に残っている新聞広告がありました。それは、テレビ欄の下に横長で細長く、3段か2段構成のデザインで、ジーンズ姿の少年が大地を蹴って駈ける瞬間を捕えた画像が大きく写され、デビュー曲の♪15の夜を引っ提げ、無垢の少年がこの世に誕生したような雰囲気を匂わす強烈なインパクトがありました。どんな歌声なんだろ?この男の子、気になるな…と、その頃の私は感じてました。

それが後に、10代の少年少女のハートを掴み、教祖的に青春像の代弁者の先駆者となったOZAKI YUTAKAという一人の青年でした。



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# by clematis-myu | 2012-10-22 13:51 | Art


一着三役の素敵なマイモードが、この秋、誕生!_c0202832_07251.jpgここ数か月、毎月のようにリネン素材のファッションをオーダーしています。その中でも、一番のお気に入りになりそうな予感のコートドレスが先日誕生しました。これも、いつものように、私のモード感覚に寄り添ってくださるAyaさんに創ってもらうことになりました。もともと、Ayaさんから以前、生地見本に送ってもらった中に、私が紫色が好きなら、こんな生地はいかがでしょう?とhttp://myclematis.exblog.jp/18281100/オマケでつけてくれたハギレに惚れたことが発端です。きっと、この紫のリネンで、なにか作ってもらうことになるからと、取り置きをお願いしたほど。それで、3着目にその念願が叶うことになりました。


◆パープルグレーリネンでギャザーダーツ2WAYワンピース
今回、この型紙のデザインを先に捜し提案したのは、私なのですが、以前、Ayaさんから型紙のサイトを教えてもらっていました。自分の拘りというのか、誰かと同じもの、できあいのは、あまり好きじゃない性格でして(笑)、お洋服をオーダーする時も、どこかに自分らしさやオリジナリティを持たせたいの。その中から、このmaille(マーユ)のデザインが気に入りました。http://maille.info/

どんなお洋服が着たいのかを考えた時、自分なりのいろんなシーンが浮かびました。それで3つほど、提案をして、作り手のAyaさんにも相談してみて、やはり、これでしょ!となったのが、『ギャザーダーツ2WAYワンピース』でした。これ、前と後ろと、両方着れるタイプのワンピなのです。しかも、前ボタンをしないではおる感じにしたら、コートドレスに早変わりします。だから、型紙の名前は、『ギャザーダーツ2WAYワンピース』でしたが、着こなしは、3通り。3WAYになる、優れものです。しかも、細部にわたってボタンもこれがいいなと前から気になっていた貝ボタンを注文してみたり、コートとして着るには、着丈がこの型紙通りだと短いから、10㎝伸ばしてもらいました。そんな私の細かい注文にもAyaさんは根気よく付き合ってくださいます。それが、とっても嬉しいです。お互いの感性を高めあって、よりよい作品を創りあげる感じに似ています。

Ayaさんのサイトに、とっても素敵に画像UPしてくださっているので、そこを最初にご覧くださいね。
※2012.09.21 *Fri パープルグレーリネンでギャザーダーツ2WAYワンピース
http://rosehoney20100101.blog110.fc2.com/blog-
date-20120921.html

それで、届いたものを、いまから、画像付きで、ご披露いたします。ほんとに、不思議なお洋服なんですよ。前ボタンをとめてもいいし、後ろボタンにしても、そして、開いても着こなせるなんて、嬉しい限り!ご期待ください!



一着三役の素敵なマイモードが、この秋、誕生!_c0202832_2112262.jpgその前に、今回のAyaさんにの丁寧な縫製の裏ワザとでもいうべき、彼女のセンスに脱帽です。これ、みつけた時、ヤラレタ(笑)と、想ったほど、good!完成したお洋服に、彼女の“Crema Rose”ブランドタグを縫いつける代わりに、ボタンを開いた右内側にロゴの『CR』白抜きの飾りスタンプを生地に押してくださってました。
一着三役の素敵なマイモードが、この秋、誕生!_c0202832_212215.jpg前後ろで着こなすデザインだから、首元に目立つ布地タグは野暮だと想ったからでしょう。こんな見えない所にも作り手の美意識が見え隠れするのって惚れちゃいますよね。


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# by clematis-myu | 2012-09-26 02:33 | マイモード

エロティシズムは、恋の味。_c0202832_257882.jpg
図書館で、ふと、この表紙の赤ずきんちゃんと目が遇った。それで、連れて帰りたくなって、二週間私のおうちでステイをしてもらう手続きをして本を借りて帰ってきた。

絵本のようなタイトルのこの単行本は、【おとぎ話の忘れ物】。文は、小川洋子。絵は、樋上公実子。この二人のコラボ作品のようだ。文体の内容は、好きな作家の小川作品(あの映画にもなった"博士の愛した数式"でも有名な…それより先に“妊娠カレンダー”で芥川賞受賞作家でもある)なので、躊躇せずに借りた。それよりも、絵が気になった。いえ、惹かれた。魅了された。正直、お名前は知らないが、よくこの方のイラストレーションは、目にしていた気がする。http://members2.jcom.home.ne.jp/kumiko-higami/


エロティシズムは、恋の味。_c0202832_32248.jpg連れて帰ってきたけど、この艶めかしい少女の絵がちらつくこの本を、寝室のテーブルに置いては、しばし眺めてページをめくる。ああ、めくるめくような快感の世界が広がる。だろうと、期待していたら、ちょっと、待てよ。怖いよ、この女の子たち。ひと癖もふた癖も、三癖もある表情と仕草だらけ。でも、綺麗なんだよなぁ。この路線、嫌いじゃない、私が存在する。そう、少女期に、このようなこと、してみたいと考えていた気もするし、今もなお、私の心の中には、そんな悪戯の塊のような女の子が宿っているのは確かだ。熟女から老婆になっても、私は女だから、いくつになっても、その根っこの部分には、いたいけな女の子は、息吹く。


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# by clematis-myu | 2012-09-14 03:11 | エッセイ