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カテゴリ:Memory( 9 )

若き日に、京都高島屋の宣伝部へ週の三日通っていた時代がありました。大阪うめだ阪急を退社後、フリーになり、その週の半分は、大阪市内のデザイン事務所へ通っていました。京都と大阪を行き来して、コピーライターの仕事を1週間たっぷりしていた頃です。
年頃になり、やがて、身を固めるため、京都の高島屋さんの仕事も壽退社となり、送別会で私は、京都高島屋さんの宣伝の仕事仲間等に餞別の宴を、京都・先斗町、鴨川沿いにある「山とみ」さんで祝ってもらいました。


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二次会には、祇園の芸妓はんが営んでいる暖簾茶屋へ繰り出すなど。もうそりゃ、飲んで騒いで遊んで呆けてました。その宵は、同じ部署で働いていた女友だちが伏見に住んでいたので、彼女の家に泊めてもらって、翌日は、予てから行きたかった、寺田屋へ。龍馬が愛した伏見の街並みを、お龍はんの気持ちで女友だちと闊歩しました。それ以来、自分の中での伏見の街は、愛しさ溢れる独身時代の想い出がいっぱい眠る秘密の場所なのです。


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そんな伏見で、まだ行ったことがない大事な場所がありました。東山三十六峰の最南端に位置する霊峰“伏見稲荷大社”です。この稲荷山の全体が聖域であり、朱塗りの鳥居が建ち並ぶ荘厳な山です。運よく、先月、ふっと時間がとれてそのお稲荷さんへ初めて参詣することができました。


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by clematis-myu | 2013-08-21 03:08 | Memory


c0202832_248275.jpg 朝昼夕、一日で3日分の勢いを和服着て、怒涛の行動を繰り広げた東京での一日目を終えて、翌日の29日(昭和の日)は、淡い藤色のリネンのワンピースで身軽に、仲良しさんと二人、東京の街を、お散歩してきました。ツイッターを始めてから、二年前に、知り合えた女友だちMさん@amusumama とは、2011年の3.11の大震災によるイベント【アルクセイと泉】の試写会で、その春、初めて顔合わせして以降、年齢も近いし…たまたま若い頃の仕事環境が似ていたり、同郷(愛媛と香川)で四国育ちだというご縁でね。

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その年の暮れには、私が上京した際、再会を約束して、東京散歩をして以来、上京できるチャンスがあれば、お声かけをして(ツイですがww)、共に都合がつけば、一日どこか行きたいところを決めて、合流して、あちこち、気ままに訪ね歩きます。逢うのは、年に一回か2回程度ですが、毎日のように、ツイで会話をしているので、どこのだれよりも、もしかしたら、お互いの心境や出来事を知っている仲かもしれません。ですから、今回のように、都内で待ち合わせて、久しぶりでも、学校に通う学生気分のように、ツイッターのDMで、“早く着きそう”とか、“もうすぐ着くよ”ってな具合で、とっても自然体な二人です。
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今回は、最初、Mさんが、横浜からやってくるので11時半~5時くらいまでしかフリータイムがとれないかもというので、余り行動範囲を広げずに、都内の中心でぶらぶらしようとなりました。最初は、遠出も考えていたのですが、それでは、移動に往復かかり過ぎて、小一時間しか自由時間がなくなり、断念。で、昼間は、東京駅や丸の内界隈に的を絞ることに。お互いが美術館やカフェが好きなので、その二つはいいとこ押さえて、あとは、互いに興味があり、まだ行ってない話題の名所や行きたい所へ。


c0202832_1524718.jpgで、昼前の合流場所に選んだのが、東京駅からも近い、神田界隈。御茶ノ水にある「ニコライ堂」http://www.orthodoxjapan.jp/の前で待ち合わせ。そこからは、お昼を老舗の蕎麦屋でとって、東京駅へ移動しました。東京駅が昨年、改装されて美しく生まれ変わっていたのは、私も昨年末に、アロマの作品コンテスト出場で上京した折、夜景の東京駅は観ていたのですが、昼間明るいうちに外観の全体像をぜひみたいなと想っていたので、念願かない嬉しかったです。

さてさて、二人の東京散歩は、どこかで、珍道中になります(笑)。今年は、さて、どうでっしゃろ?!



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by clematis-myu | 2013-04-29 18:35 | Memory

美しい晴れ着や帯地の作品を観賞した中野区のキモノ工房から、港区の白金にある大正浪漫が馨る一軒家のBar【きえんきえらuien.jp/quienquiera.html まで、私と娘は、着物の裾を翻し、予約時間が迫る中、地下鉄・広尾までの移動を急ぎました。やはり、7時半過ぎになりそうなので、メトロに乗る前に半時間遅れることを告げて、現地入り。もう、日も暮れ、すっかり辺りは、街の灯りが風情を匂わす気配になり、一日の最後を飾るには、うってつけのsituationです。


c0202832_3112291.jpgなぜ、この大人の和風Barを予約したかと申しますと、偶然にもひと月前に観たTV【アシタスイッチ】というトーク番組で、歌舞伎役者 市川海老蔵さんと俳優 小泉孝太郎さんが登場した2週連続の番組を、私はたまたま録画していたのです。それで、後日ゆっくり観ていたら、どうしてもそのロケ現場のお店の佇まいが気になりだしました。仕事柄、グルメ本の取材もよくする私は、ロケハン感覚でTV画面に釘付けになりました。その大正浪漫のレトロなカフェバーが都内にあるなら、4月末に歌舞伎を観た後、娘と一緒に寛ぎに行きたいなぁと。その日は、和服を母娘で着ているので、絵になる場所が欲しかったのです。飲み食いだけでなく、着物が似合うお店。洋風よりも、和風で。けれど、高級料亭よりも、居酒屋の雰囲気で。かといって、煩雑な気楽さとは違う。大人の雰囲気を醸し出す、レトロな大人のBarがいいなと、想っていた矢先、もう、ピッタリ!だと感じた。閃いたのです(笑)。キモノが衣装なら、それを着て行く場所は、舞台さながら。背景には拘りたいものです。


c0202832_3423659.jpgそれで、どうしても、番組で使ったこのお店が気になり、録画場面から店名を見つけだし、番組HPや、店のHPを検索して、キモノ工房からも電車を乗り継ぎ、7時頃までには行ける距離かと判断して、都内に住む娘にmailをしました。娘も、イイネ!と気に入り、GWで祝日だから、予約をしておいた方がいいかもよと言うので、そうだね。それじゃ、TVで観た通り、2階の掛け軸の床の間の前の丸テーブル席を押さえて!と頼みました。既にその席は9時から別の先客予約済みでしたが、7時から8時半までならOK!と言ってもらえて、即予約成立。
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※この番組は、残念ながら、3月末で終わってしまいましたが、運よくその番組を観て、お江戸入りした時に、着物を着て、ここへ行けたことは、ラッキーでした。TV番組の詳細は、ブログの最後にその回のHPや動画をご紹介しますのでご参照ください。



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by clematis-myu | 2013-04-28 23:59 | Memory

歌舞伎座での千穐楽(一部演目)を見終えて、私と娘は、その次の約束があるキモノ工房へと急ぎました。そこは、都内の中野区にあります。ツイッターのご縁で予てより知り合えていた染色家・佐藤節子 @SetsukoSato さんが運営されている【キモノ新空間 あらた工房】です。江戸っ子ならではの快活で好奇心旺盛な節子さんは、この道(東京手描き友禅)、何十年というベテランで、熟年の境地ながらも、お目にかかると、年齢を感じさせない若さで多方面でご活躍されている方でした。


c0202832_15245276.jpg以前より、この工房のHPhttp://arata.jp/index.htmlの読みやすさと、キモノを愛する精神や活動の幅や深さに興味を覚えていた私は、いつか、上京した折に、この工房を訪ねたいと祈願してました。ちょうど、今回、歌舞伎座の観劇を娘とできるし、しかも、和服を着ているし、昼間に歌舞伎は見終える予定なので、夕方の数時間は、自由に時間がとれることも幸いして、ツイッターの気軽さで、ひと月前にDMで、節子さんに直々打診をしてみました。ら、偶然にも、工房はGW期間で本来はお休みで、主の節子さんも、別荘の山へ出ている期間でしたのですが、ちょうど私が訪れる日には、工房に戻っているとかで、運よくお目にかかれるチャンスを得たわけです。


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by clematis-myu | 2013-04-28 16:27 | Memory


c0202832_20591183.jpg私の誕生日が五月十日なので、毎年、東京に住む娘からは誕生日祝いと母の日のWのプレゼントを頂きます。昨年は、平成中村座の歌舞伎鑑賞を招待でお江戸入りをしました。その舞台がなんと、大好きな勘三郎さんをこの目で観る最後の舞台になるとは知る由もなく…その日のことは、このブログにも昨年綴っているので併せてご覧ください。http://myclematis.exblog.jp/17944588/





c0202832_20531411.jpgその哀しみを抱きつつも、この春、見事に完成した新生・歌舞伎座。その杮落し公演で、しかも、今は亡き十八代・勘三郎追悼の千穐楽日の席を、娘が頑張ってとってくれていたこと、感謝感激のお誕生日&母の日プレゼントになりました。4月28日(日)の第一部の演目に間に合うように、前夜から高速バスで翌早朝お江戸入り。娘の家で二人で和服に着替え、新生・歌舞伎座へ。開演は11時~でしたが、もう既に会場前はひとだかり。場内は撮影禁止なのでほとんど綺麗な館内をここでご披露することは叶いませんが、会場では、梨園の妻たちがあちこち華やかな姿でご贔屓筋をお迎えしてました。寺島しのぶの母であり、七代目 尾上菊五郎の妻の富士純子さん、市川染五郎や松たか子の父である、九代目 松本幸四郎の妻の藤間紀子さんなどの美しい横顔も拝めました。

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東京での歌舞伎鑑賞は、昨年の勘三郎さんの平成中村座が最初だったので、この歌舞伎座は、初めて。しかも、新たに生まれ変わった歌舞伎座は、その表の姿形は昔の風情そのまま、後ろに聳え立つ高層ビルが、新たな時代の顔をしていました。せっかく、和服で母娘で歌舞伎見物と洒落こんだので、会場前で、記念撮影をして会場入り。外では、立ち止まらないようにというアナウンスが鳴り響いてましたが、会場前の通りは記念撮影する人たちで賑わってました。
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c0202832_21514019.jpg今日の私の出立は、季節にあわせて、藤の花が零れる藤棚の染め絵の付け下げに、歌舞伎の演目の壽にあわせて、鳳凰の錦織りのプラチナ袋帯、紫と金の市松模様の帯〆に翡翠色の陶製帯留めに、紫地紋の帯揚げの見立てに、母の形見の蔦の刺繍女紋入り臙脂の羽織。娘は、可愛くチューリップ絵柄の縮緬の小紋に、私の母の形見の孔雀織りの臙脂色の福良名古屋帯。どちらも、母の形見に身を包み、歌舞伎観劇に繰り出しました。

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by clematis-myu | 2013-04-28 11:54 | Memory

我が家には2匹の愛犬がいます。母犬スキュラと娘犬ルチアです。その母犬が、先月末、16才4カ月の寿命を全うして、夜空の星になりました。1月30日午後三時過ぎ、あのこは、私の腕の中で安らかに息をひきとりました。

c0202832_23552414.jpgまだ、私の中では、あのこが亡くなったこと、息子と一緒に2月1日に荼毘にふし、弔ったこと。その現実が、受け入れるまで時間がかかりました。いまもなお、受け入れてはいないのかもしれませんが、このブログへの画像選びをしていた時、一枚一枚にあのことの想い出が刻まれていて、どれを取り上げて、どれをはぶくかさえも、手に余る作業で、時間が止りました。で、これまで、ブログ更新ができず終いでした。そんな時、ふっと、このデジブックのことを想い出したのです。数年前、違うマイブログで、スキュラの画像をUPし、office skyllaの屋号のことなどを、このデジブックを使って、解説したことがありました。

そうだ!これなら、50枚の画像を並べてスクリーンのような映像化でBGMを流しても、画像の容量が重たくなくブログに貼れるし、メモリアルになる。とりあえず、あのこが、元気な時の姿を、みなさんに観てもらおう。かれこれ、5~6年前の10歳当時の元気で凛としたあのこの魅力からスタートして、娘ルチアとの普通の日々、老いて行き、徘徊モードになり、でも、めげずに、リハビリに励んだ日々も、ちゃんとお披露目しておこう。


Published by デジブック

生きる!ってことの意味を、あのこのMemoryで、皆さんに観てもらい、私たちもやがては逝く道。しっかりと、今を生きる意味を、あのこの姿から感じ取ってもらえたら、うれしいな。愛犬、スキュラへの心からのオマージュとして、この映像をお届けします。

※なお、この映像は、今日から30日間のみのお試し公開です。

by clematis-myu | 2013-02-21 23:33 | Memory

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今日、5月10日は、my Birthday! この日のために、東京の娘が先週のGW期間中、お誕生日と母の日セットでお祝いにお江戸へ呼んでくれました。一つは、平成中村座の歌舞伎見物。これは、お着物きて、母と娘で芝居見物へ繰り出したのですが、もう一つは、ツイッター仲間の、ままちゃんとの東京散歩part2ということで、お出かけしたのです。そこへ、なんと!スタイリストの高橋靖子さんこと、ヤッコさんも女子会に参加してくれて、午前中は、ヤッコさんの引率で、原宿界隈をルンルン気分で闊歩!実は、私、ヤッコさんとは昨年の春以来2度目のプライベート逢瀬が実現し夢心地でした。

この2大イベントは、またじっくり、語りたいと想いますが、今日は誕生日なので、さわりだけでも、写メをUP!

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by clematis-myu | 2012-05-10 17:40 | Memory


c0202832_231456.jpg先日、本棚を整理していた時、ふと、手をとめて、白いこの本を開き、時間を止めてしましました。【Memories わたしと阪急。】は、阪急百貨店グループ労働組合解散記念誌として、2010年3月31日に発行された本です。なぜ、この本が、我が家に存在するのかというと、たまたま結婚相手が阪急の社員であったということで、かつて私が独身時代に務めた阪急の記念誌を、何十年も経ても目にできる幸運に恵まれていたことはラッキーでした。


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現在、阪急百貨店は阪神百貨店と合併され、㈱阪急阪神百貨店となり、建物自体も、リニューアルに向け、梅田の本店は、一部営業をしつつ、高層ビルに建築中です。ですから、もう、かつて、私が20代で勤務した阪急デパートの各階の売り場や事務所の想い出のシーンは、残念ながら、現存するものは、ほとんどなく、時折、阪急へショッピングに出かけても、あのアーチ型の重厚なコンコースもなければ、煌めくステンドグラスも見上げることもできません。





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それが、思いがけない事に、この本の付録についてたCDが、私を有頂天にする程、輝かしい記憶の園へ導いてくれたのです。付録のCDには、[音で振り返る わたしと阪急]と題して、阪急百貨店での一日のタイムスケジュールが音で構成されていました。その中に、私が考案した喫茶案内の店内放送が入っていたのです!!


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by clematis-myu | 2012-04-13 03:08 | Memory

先日綴った 『311 その時、私は』。の後半編を、きょう、綴ります。もう、12日が過ぎたので、遠い日のことのようですが、しっかり、書き留めておこうと想います。


c0202832_19525023.jpgクミコさんの3月28日に、東京で開催するAURAのスペシャルLIVEのチケットを手に入れ有頂天だった私は、帰宅して、テレビのスイッチをつけて、唖然となった。ぶるぶる震えて来た。えっ?東京が震度5?なにソレ?娘は、大丈夫なのか?直ぐ、メールを打つ。返事はない。ま、いつも、元気でも遅いので、特に心配するほどのことではないのだが、ココロが波打って、ケータイを握りしめ、呆然としていた。


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ツイッターにアクセスをする。皆がどんどん、リアルな声で呟いている。いえ、叫んでいるようだ。何事が起こったのか?でも、ツイッターはずっと、繋がっている。どうやら、TLで流れているこの時間だけで見たら、私のフォロワーさんは、無事のようだ。馴染みのアイコンが笑顔で生きているぞ!と微笑んでいる。民放は、ニュース番組のように、一斉に、キャスターやアナウンサーが、ヘルメットを被り、スタジオ内でも揺れを感じながら、右往左往する混乱をきした地震の情報に、声も上擦り、ドタバタ劇をみているかのように、乱れた画面や、数値や日本地図の津波警報がチカチカ目に飛び込んでは消えていく。
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by clematis-myu | 2011-03-23 18:52 | Memory